杉柾葭戸(天津太口葭/腰付:杉柾矢羽貼網代)
こんにちは。大垣インター店の豊田です。
先日夏の葭戸を納めましたのでご紹介します。
日本の木造住宅は柱と柱の間に建具を納めて空間を間仕切る造りになっています。部屋を細かく仕切ったり、広く繋げたり、半分だけ開けたり。。。洋間の『壁で区切』る様式とは違って部屋の境界が曖昧なのが日本家屋の特徴です。
そこに納まっているのが当店でも製造している建具であり、襖です。
季節に合わせて冬は襖やガラス戸に、夏は葭戸(ヨシド)や簾(すだれ)にします。
四季に合わせてインテリアを衣替えして、日々の暮らしを楽しむのはいかがでしょうか?
最後に葦や杉の網代を編んでくれる職人さんは後継者不足という問題があり、近い将来入手困難になるだろうと言われています。当店としても少しでもこの建具の良さを伝えて後世に残していきたいです。
※お客様の声は、MADOショップよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています
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